良い姿勢にしましょうとはいうものの、どれが正しい姿勢かご存じですか？

正しい姿勢とは、耳垂（じすい）、肩峰（けんぽう）、大転子（だいてんし）、膝関節前方、そして外果（外くるぶし）が一直線に並ぶ状態のことを指します。これらのランドマークが適切に配置されることで、背骨が自然なカーブを描き、筋肉が無理なくサポートできる状態になります。 例えば、耳垂が肩より前に出ていると、首や肩に余分な負担がかかりますし、骨盤が後ろに傾いていると腰痛の原因にもなります。正しい姿勢を保つためには、これらのランドマークが一直線に並ぶように意識することが重要です。

私たち理学療法士は、個々の体型や生活習慣に合わせた姿勢の改善方法を提供しています。デスクワークが多い方には、椅子の高さやパソコンの位置を調整するアドバイスを行い、スポーツをされる方には、運動中の体の使い方を指導します。 良い姿勢を身につけるためには、専門家に聞くのが手っ取り早い方法です。正しい姿勢を見つけるために、ぜひ私たち理学療法士にご相談ください。